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祝!朱川氏直木賞受賞congratulation

朱川湊人氏直木賞受賞

2004年7月、当大阪中文学習会において、朱川湊人氏を招いて講演会を行いました。
 当時彼はまだ「直木賞候補作家」でしたが、ちょうどその翌年にあたる今年2005年7月、見事直木賞を受賞、本当に正真正銘の直木賞作家になりました!
 昨年の講演会の模様は、
こちらをご覧下さい。
 直木賞受賞作である「花まんま」が全て大阪を舞台とした作品であることから、昭和30年代から40年代くらいの大阪に焦点があてられ、大阪のメディアでは特に注目したようです。
 彼の親しい友人と言うことで、私も読売新聞やNHK大阪から取材を受けました。
 3年ほど前、「オール読物新人賞」を受賞する少し前のことですが、彼が大阪に来て、彼の生まれたという扇町、天神橋筋あたりを一緒に歩き回ったことがあります。 彼もようやく念願の賞を受賞できるかもしれない、また作家としてやっていけるかもしれない、といった期待からでしょうか、天満宮やお初天神に参拝したりしていました。
 今から思えば、「花まんま」の取材でもあったのでしょう。 彼は自分の生家が今は高速道路になっていることや、昔遊んだ商店街の面影を見つけて感慨深げでした。
 その後、「オール読物新人賞」、「日本ホラー小説大賞短編賞」を受賞、そして第128回の直木賞候補、今年の直木賞受賞と破竹の快進撃を続けています。
 処女作「都市伝説セピア」(文藝春秋)、「白い部屋で月の歌を」(角川ホラー文庫)、「さよならの空」(角川書店)、「花まんま」(文藝春秋)、さらに新刊の「かたみ歌」(新潮社)、と本になったもの以外にも、雑誌などで彼はかなりの作品を書いています。
 「都市伝説セピア」では大学時代の経験などが反映されていたり、「花まんま」ではお菓子のパルナスを始めとする関西独特のネタで、私の生徒さんや周囲の人たちから情報を集めた結果、完成された作品もあって、ことさら嬉しく思えます。
 昨年の講演会に参加して、サインをもらったり写真を撮ったりされた生徒さんにとっては、今回の受賞に対する喜びようは大変なものがありました。 もちろん、私もそうしたことで、喜びがさらに倍加して感じられました。
 朱川氏はもともと天性の文才に加え、波瀾万丈な境遇、人を楽しませることの出来る才能、小説家になるまでの紆余曲折、など様々な条件を備えた深みのある作家として、今後も活躍していってくれることでしょう。
 受賞後、無茶苦茶忙しくなった彼とはメールのやりとりしかできていませんが、そのうちまた直接会って居酒屋で馬鹿話に興じたいと思っています。


 朱川氏(左)と私(田島)

★ 朱川湊人氏本人から、当会生徒さんへ以下のコメントをいただきました。

  『花まんま』は、私にとって特別な思い入れのある一冊です。
   世に出せただけで十分満足だったのですが、
   こんな大きな賞までいただけたのは、まさしく望外の喜びでした。
   ここに至るまで、いろいろ紆余曲折もありましたが、
   小説を書き続けてきて、本当によかったと思っています。
   みなさんも、中国語を学ぶことでやりたかったことを、
   ぜひ実現させてください。
   自分のしたいことに熱中するのが、いちばん命をムダにしない
   生き方のようですよ。

                    朱 川 湊 人

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